連合(日本労働組合総連合会)で次の役員人事を決める委員会が、芳野友子会長の続投を推薦することを決めたことがわかった。FNNの取材に対し、関係者が明らかにした。
関係者によると、連合傘下の産業別組織(産別)のトップらでつくる「役員推せん委員会」は17日の中央執行委員会で、会長には芳野氏、ナンバー2の事務局長には電機連合出身の神保政史副会長を推薦することを決定したことを報告したという。
芳野会長をめぐっては、連合内に自民党との距離の近さなどを理由に交代を求める意見もあった一方、春闘で高水準の賃上げを実現した実績などを評価する声も上がっていた。
芳野会長の3期目の続投は10月の定期大会で正式に決まる見通しだ。