秋田県内は前線や暖かく湿った空気の影響で、県の北部を中心に短時間で雨が強まりました。能代市では1時間の雨量が100ミリに迫る猛烈な雨が降り、観測史上最大となりました。

午前6時前の秋田市は、風とともに雨が強まりました。

能代市では午前4時51分までの1時間に90.5ミリの猛烈な雨が降り、観測史上最大となったほか、記録的短時間大雨情報が発表されました。

この他、各地で1時間に降った雨の量は、鹿角市湯瀬で48.5ミリと9月の観測史上最大、北秋田市阿仁合と鷹巣では42.5ミリと県の北部を中心に激しい雨が降りました。

午前11時時点で県内に出されていた警報や避難情報は全て解除されましたが、大気の不安定な状態は続く見込みで、18日午前6時までの24時間に降る雨の量は、沿岸・内陸ともに多い所で100ミリと予想されています。

秋田地方気象台は、17日夕方にかけて土砂災害に厳重に警戒するとともに、18日昼前にかけて低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。

秋田テレビ
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