東京・板橋区で目撃されたのは、盗んだ自転車を片手で器用に操る“2人組のドロボー”です。

防犯カメラが自転車に乗る2人組を捉えたのは8月8日。
1人はフードをすっぽりとかぶり、もう1人はTシャツに半ズボン姿です。

駐輪場に入るやいなや、止めてあった自転車に近づきガサゴソ。
もう1人は見張り役でしょうか、通路で様子をうかがっているように見えます。

約2分後、駐輪場から出てくると、乗ってきた自転車の他にもう1台。

犯行後、急ぐ様子もなく、そのまま走り去っていった2人組。

あまりの手際の良さに、被害者は「持ち去り方を見ると、計画的で手慣れた感じでやっている」と話しました。

盗まれたのは14年間乗り続けていたというマウンテンバイク。
これまでにパーツやメンテナンスなど約50万円を費やした愛車だといいます。

当時、マウンテンバイクは駐輪場の柵に鎖で固定していたといいますが、被害者は「(鎖を)切ったのか、鍵穴から何かやったのか…。腹立たしいですし、悲しいです」と話します。

警視庁は、窃盗の疑いで2人組の自転車泥棒の行方を追っています。