2022年に金沢市内で信号無視をした上、横断中の男性をはねて死亡させたとして危険運転致死の罪に問われた男女の控訴審があり2人は改めて無罪を主張しました。
この裁判は、2022年の6月、金沢市で、長谷川玲子被告が運転する車が、助手席にいた寺崎太尊被告の指示で、信号無視をした結果、横断中の60代男性をはねて死亡させたとして危険運転致死の罪に問われているものです。
一審はともに懲役6年の判決を言い渡しましたが2人は無罪を主張して控訴していました。
16日の控訴審で長谷川被告の弁護側は防犯カメラの映像をもとに長谷川被告は、衝突前にブレーキを踏んでいたとして危険運転致死にはあたらないと無罪を主張しました。
一方、寺崎被告の弁護側は時間的に長谷川被告に赤信号を無視するよう指示することは不可能だとして改めて無罪を主張しました。
裁判は16日で結審し、判決は来年1月13日に言い渡されます。
