AIを使って利用者の排出状況の把握も。愛媛県松山市の特別養護老人ホームで16日、福岡資麿厚生労働相が訪問し、職員の負担軽減などに取り組んでいる職場を視察しました。

福岡資麿厚生労働相が視察したのは、松山市内の特別養護老人ホーム「サンシティ北条」です。

この施設ではAIを使い、ベッドの下にセンサーを取り付けて、臭いや温度、湿度の状況で利用者の排出状況を把握。また摩さつが少ないシートを使い、利用者を移動させる際に抱えたり持ち上げたりしない取り組みを実践していて、令和7年度の「介護職員の働きやすい職場環境づくり」で、厚生労働大臣表彰の優良賞に選ばれています。

このあと福岡厚労相は施設の担当者と意見を交換しました。

福岡資麿厚生労働相:
「介護人材の確保が難しいなかで、介護サービスの質をしっかり確保しながら、介護テクノロジーを活用した介護職員の方々の業務負担軽減、職場環境改善を一層推進していくことは大変大切なこと。そのことを国が交渉をはじめ様々な形で後押しをしていくことは重要だと思っています」

福岡厚労相は17日も、ICT技術などの活用で生産性向上に取り組む県内の医療機関を視察する予定です。

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テレビ愛媛
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