神戸市保健所は、市内の医療機関を受診した20代の女性がエムポックスの患者だったと発表しました。
保健所によると、女性患者は12日に神戸市内の医療機関を受診していて、発疹や水疱、発熱、リンパ節の腫れなどの症状があったということです。
ウイルス検査を行った結果、13日にエムポックスの「クレードIb」という型のウイルスが検出されました。
エムポックスのウイルスは中央アフリカに常在するものが「クレードI」、西アフリカに常在するものが「クレードII」と呼ばれていて、2023年以降にヒトの間で流行した型を特に「クレードIb」と位置付けているということです。