福岡市西区の元岡地区などで栽培される「元岡トマト」の出荷が16日始まり、選果場ではとれたてのみずみずしいトマトが次々と仕分けされました。
16日から糸島市の選果場で出荷が始まった「元岡トマト」は、福岡市西区の元岡地区を中心に昭和40年代から栽培されている大玉の品種です。
初日の16日は8人の生産者が合わせて約670キロ分のトマトを持ち込み、今シーズンの出荷の基準となる大きさや色付きを決めました。
その後、職員が表面の傷などをチェックをした後、機械で大きさごとに仕分けされていました。
元岡トマトは甘みと酸味のバランスが良く、果肉が硬めで日持ちしやすいのが特徴です。
今年は夏の猛暑で実が割れてしまったものもあったといいますが、出荷にこぎつけたトマトは例年並みの出来だということです。
元岡トマトの出荷は来年6月ごろまで続き、県内を中心に販売されます。