楽天イーグルスは正念場が続きますね。試合前時点で3位まで4ゲーム差に迫る楽天。9月15日は本拠地でロッテと対戦しました。逆転でのクライマックスシリーズ進出へ負けられない一戦を速報でお伝えします。
『昭和・平成レトロシリーズ』と題して楽天モバイルパークで行われたロッテとの4連戦。AIの最新技術を使って選手たちは懐かしのミュージシャン風に変身を遂げました。
このシリーズの最終戦となった、15日は上半身のコンディション不良で7月以来の1軍登板となるハワードが先発。しかし、「自分のやりたい投球ができなかった」と4回途中まで4失点。試合をつくることができません。
それでも反撃したい打線は4回、満塁のチャンスで5試合連続スタメン出場の鈴木大地。ライトへのタイムリー!野手最年長36歳の一打で1点を返します。
さらに、2点差となり迎えた6回には2アウトながら一打同点のチャンスに途中出場の石原。値千金の2点タイムリー!石原が6月以来の一打で試合を振り出しに戻します。
その後は両者譲らず4対4のまま延長戦に突入すると延長12回、8番手のルーキー江原がランナーを背負いますが、ここはダブルプレーでしのぎ、ピンチを切り抜けます。
残る攻撃はあと1イニング。上位浮上へ、負けられない戦いで意地を見せたのは9月7日に1軍登録された小郷でした!打撃不振で苦しむ小郷が試合を決める決勝ホームラン!さらにこの一発が球団通算2000号のメモリアルアーチとなり勝利に花を添え、江原はプロ初勝利をあげました!
江原雅裕投手
「中継ぎも野手もしっかりゼロでつないでくれたので、こういう形で勝ててすごくうれしいです」
小郷裕哉選手
「敬老の日なので、きょうは亡くなったおばあちゃんに力を貸してくれと、ネクストで思いながら打っていたので、おばあちゃんの力も加わり、いいホームランになりました」