滋賀県大津市の病院できょう=13日未明、火災が発生しました。

火事があったのは、大津市長等1丁目にある「大津赤十字病院」です。およそ600の病床を持つ医療機関で、きょう午前2時10分ごろ、地下にある電源装置から火が出ました。

警察によると、火事が発覚したのは午前1時ごろ。病院内の火災報知器が繰り返し作動し、宿直の職員が確認に向かったところ、地下で煙の臭いがし、消火剤がまかれていたということです。

職員が「地下のバッテリー室に煙が充満している」と消防に通報し、消防車13台が出動。火はおよそ2時間後に消し止められました。

出火元は、病院の地下に設置された無停電電源装置とみられています。
この装置は、停電が発生した際に電力を供給し続ける設備で、出火当時はバッテリー室の鍵がかかっており、警察によると第三者の侵入などをうかがわせる形跡はないということです。

けが人はいませんでしたが、バッテリー装置は古いものだということで、正確な使用年数は不明です。警察と消防が、詳しい出火原因を調べています。

関西テレビ
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