天皇ご一家は、戦後80年を迎えた被爆地・長崎で高齢の被爆者と懇談し、慰霊の日程を終えられました。

9月13日午前、ご一家は長崎市内にある原爆養護ホームを訪れ、80代や90代の被爆者と交流されました。
愛子さまは「お食事はみなさん一緒に?」と声をかけられました。また、陛下は「大変でいらっしゃいましたね」と気遣われ、皇后さま「おうちはどちらの方で?」と尋ねられました。

ご一家は、それぞれの被爆体験や「二度と戦争をしてはダメ」との思いに耳を傾け、愛子さまは、自宅で被爆した女性に「ご無事でよろしかったですね」と気遣われました。
町田エイ子さん(94)は「感動しました。とても優しい人ですね」と話しました。

戦後80年にあたる長崎での日程を終えた愛子さまは、13日夕方、長崎空港で見送りの副知事などに「記憶に残る充実した2日間を過ごさせていただきました」とあいさつし、先に帰京されました。
両陛下は14日、佐世保市で行われる「ながさきピース文化祭」の開会式に出席されます。
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