富山県美術館で開催されている『ポップ・アート時代を変えた4人』。
12日も展覧会の見どころを紹介します。
今回は展覧会のユニークな鑑賞の仕方、さらに作品にちなんだグルメを紹介します。
富山県美術館で開催されている『ポップ・アート時代を変えた4人』。
マリリンモンローやスープ缶の絵画で知られる、ポップ・アートの巨匠、アンディ・ウォーホルや、アメリカンコミックの手法を取り入れた作品が有名なロイ・リキテンスタインなどカラフルな色使いが特徴のポップ・アート作品、およそ120点が展示されています。
これらの作品が描かれた時代の熱量を感じてもらおうと、美術館ではあるユニークな鑑賞方法を提案しているんです。
*富山県美術館 学芸員 内藤和音さん
「1960年代から70年代にかけての時代が、大きな切り口になるんですけども、この時代の音楽を来館された方がご自身のスマホなどで聴きながら、展示室を巡ってもらえる企画を用意しています」
音楽配信アプリのオリジナルプレイリストには、ビートルズやローリングストーンズなど、その時代の熱気を感じられる名曲が集められています。
*富山県美術館 学芸員 内藤和音さん
「その時代の雰囲気、グルーブを感じてもらえればと思って、そういった企画を用意した」
会期中は、美術館1階のショップも、ポップ・アート一色。
ポストカードやポスターをはじめ、富山の風景をポップ・アート風にデザインしたオリジナルのTシャツを販売。
また、クラシックなラベルのキャンベルスープ缶も並びます。
さらに、ポップ・アートにちなんだオリジナルメニューが、館内のカフェとレストランで提供されています。
「スワローカフェ」で販売されているのは、カラフルな「マルチカラーベーグル」。
小松菜やカボチャ、ビーツなど自然素材で着色した、ポップなベーグルとアンディ・ウォーホルの代表作、バナナをモチーフにした、ジュースを楽しむことができます。
この『ポップ・アート 時代を変えた4人』は来月26日まで富山県美術館で開催されています。