SNSで見つけた広告をきっかけに愛媛県松山市の会社役員がウソの投資話に誘われ、現金8100万円をだまし取られました。警察は被害届を12日に受け捜査していて、県内で今年に確認されたSNSを使った投資詐欺事件では、最も高い被害額です。
被害にあったのは松山市内に住む会社役員の女性(50代)です。
警察によりますと女性は7月中旬頃、スマートフォンでSNSを使用中に投資の広告を見つけ、タップしたあとに日本人の女や投資家の男を名乗る相手から株取引の勉強会のグループに招待されました。
そして「AIが自動運用する」「毎日安定した利益が出る」とウソの投資話を持ちかけられ、指定された投資アプリを登録し、アプリのマネージャーを装う相手の指示に従い、8月11日に指定された口座へ現金100万円を振り込みました。
このあとアプリ上で利益が出たように表示されて相手を信用し、8月13日から9月2日までの間、さらに現金3700万円を振り込んだほか、砥部町内の飲食店の駐車場などで別の男に現金4300万円を渡し、あわせて8100万円をだまし取られました。
警察は愛媛県内で今年に確認されたSNSを使った投資詐欺事件では、最も高い被害額としていて、SNSで知り合い一度も会ったことがない相手から投資に誘われた場合は詐欺を疑い、警察相談専用電話(#9110)に相談するよう呼びかけています。
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