愛媛県今治市の山間にある鈍川渓谷では、せせらぎの音に体を委ねながら川魚との駆け引きを楽しめる釣りを楽しめる釣り堀があります。しかし台風15号が5日頃に最も近づいた影響で、大半がイケスからいなくなるピンチに。臨時休業を余儀なくされたなか、14日限定でつかみどり体験を行います。
鈍川VILLAGE・越智祐太さん:
「台風で流れがすごすぎて魚が逃げたっていうのが1つと、途中で流れが詰まっちゃって、魚が酸欠起こしてなくなった」
この釣り堀は、鈍川渓谷の川のすぐそばにある「鈍川VILLAGE」。イケスにはニジマスが約4000匹がいたものの、台風15号が愛媛県へ5日頃に最も近づき状況は一変。雨脚が強まって増水して逃げてしまったほか、大量の泥が入り、酸欠で死んでしまったったといいます。残ったのはなんとわずか約200匹といいます。
越智祐太さん:
「魚の性質で数が少なくなってくると、釣り糸たらしてエサを入れてもエサを食べない習性がありまして、釣り堀というのは難しい状況になってます」
例年であれば9月の連休は利用客が60~80組訪れているというものの、急きょの臨時休業を余儀なくされました。
「釣り堀なのに釣りができない」というピンチ。そこで考えたのが…
鈴木瑠梨キャスター:
「釣りはできませんが、このようにイケスに直接入って、つかみ取りを楽しむことができるんです。冷たくて気持ちいいです。さあ取るぞー」
なんと14日限定で残った魚をつかみどりする体験を行うことにしたんです。
越智祐太さん:
「夏休み来られなかったお客さまもいらっしゃる。良かったら、つかみどりですけど、来ていただけたら」
ニジマスの動きは早いものの捕らえたときの達成感は格別。そのまま塩焼きで味わうことができます。
鈴木キャスター:
「香ばしい香り。いただきます。これは美味しいわ。身もフワッフワです。また自分取ったということからより一層おいしく感じます。最高」
つかみどり体験では、小さい子ども向けにプールでも実施するほか、ピザも販売する予定で家族で楽しむことができそうです。
越智さんは「自然を体験できると思う。釣りより、もしかしたら楽しいかもしれない」と話しています。
#愛媛県 #今治市 #レジャー #鈍川 #渓谷 #釣りぼり #台風 #3連休 #休日