岩手県交通は東北運輸局に申請していた路線バスの運賃引き上げが認可されたと発表しました。
10月1日から初乗り運賃が現行より20円高い190円に値上げされます。
岩手県交通によりますと、運転士の確保に向けた処遇改善など人件費の上昇を理由に申請していた路線バスの運賃の引き上げが8月29日、東北運輸局に認可されたということです。
これにより10月1日から初乗り運賃が170円から190円に、1kmあたりの上限運賃が54円90銭から64円50銭に、それぞれ引き上げられます。
また、盛岡市中心部を循環する「でんでんむし」など、現在120円から130円の均一運賃の区間もそれぞれ20円値上げされます。
県交通の値上げは2023年10月以来で、高速バスとコミュニティバスなど一部を除く県内全ての一般乗合バス路線が対象です。
県交通では「利用者の皆さまには負担をお掛けすることになるが、ご理解いただきたい」としています。
