厚生労働省は9月12日、全国の100歳以上の高齢者が去年より4644人増え、9万9763人だった(※9月1日現在)と発表した。
老人福祉法が制定された1963年には全国に153人だった100歳以上の高齢者は、1981年に1000人を超え、1998年には1万人超えたが、まもなく10万人に達しようとしている。
厚労省は人口10万人あたりの100歳以上の高齢者の人数も発表している。
最も多かったのは島根県で168.69人と13年連続で1位だった。次いで高知県が157.16人で2位、鳥取県144.63人で3位だった。
一方で、100歳以上の高齢者が最も少ないのは36年連続埼玉県で、48.50人。次いで愛知県が53.00人、大阪府が55.44人だった。
なお全国平均は80.58人で、男女比で見ると、男性が12%、女性が88%だった。
「人口10万人あたりの100歳以上の高齢者」を比較した“ご長寿ランキング”は以下の通り。
1位 島根 168.69人
2位 高知 157.16人
3位 鳥取 144.63人
4位 鹿児島 136.49人
5位 長野 133.92人
6位 熊本 132.82人
7位 山口 125.37人
8位 長崎 125.16人
9位 愛媛 122.49人
10位 大分 121.94人
11位 新潟 120.91人
12位 山形 118.60人
13位 宮崎 118.59人
14位 山梨 116.18人
15位 佐賀 112.82人
16位 香川 112.43人
17位 岩手 112.14人
18位 徳島 110.95人
19位 和歌山 109.20人
20位 富山 107.32人
21位 秋田 107.25人
22位 広島 105.53人
23位 福井 103.11人
24位 岡山 103.00人
25位 福島 102.93人
26位 北海道 102.26人
27位 石川 92.71人
28位 奈良 90.12人
29位 岐阜 89.04人
30位 京都 87.66人
31位 静岡 85.77人
32位 三重 84.69人
33位 群馬 84.55人
34位 福岡 84.35人
35位 青森 82.32人
36位 宮城 81.32人
37位 沖縄 77.56人
38位 兵庫 76.99人
39位 栃木 75.38人
40位 茨城 74.70人
41位 滋賀 73.18人
42位 神奈川 58.38人
43位 東京 57.48人
44位 千葉 57.27人
45位 大阪 55.44人
46位 愛知 53.00人
47位 埼玉 48.50人