岩手県内の企業の若手社員などが会社の垣根を越えて、地域が抱える課題の解決策を考えるプログラムが盛岡市で始まりました。

このプログラムは岩手県が抱える地域課題に向き合う人材を育てようと、岩手銀行とNTT東日本岩手支店が2020年から毎年実施しています。

6回目となる2025年は県内14の企業や団体から21人が参加していて、初日の9月10日は互いに打ち解けるためのグループワークが行われました。

そして、講師を務める岩手大学の今井潤教授が、ここから新たなアイデアが生まれることへの期待を語りました。

岩手大学研究支援・産学連携センター 今井潤教授
「色々なことにとらわれずに、ばかばかしいアイデアをいっぱい出していくと、その中にキラリと光るものが必ずあるはず」

このプログラムでは毎年一つの自治体をテーマに設定していて、2025年は滝沢市の課題解決を議論することになっています。

参加者からは「自分の持っている専門性と他社の専門性が組み合わされれば、より良いものができるのかなと期待している」との声が聞かれました。

参加者は今後、月に2・3回集まり、12月に課題解決に向けたアイデアを発表します。

岩手めんこいテレビ
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