国連の安全保障理事会は、イスラエルがカタールにあるイスラム組織ハマスの拠点を空爆したことを受けて攻撃を非難する報道声明を発表しました。
イスラエルは9月9日にハマスの代表団を狙ってカタールの首都ドーハを空爆し、6人が死亡しました。
国連安保理のすべての理事国は11日、イスラエルの名指しは避けつつも攻撃を非難し、カタールへの連帯を表明する報道機関向けの声明を出しました。
また緊急会合で、カタールが「仲介の最中に我々の領土を攻撃した」と非難しましたが、イスラエルは「カタールがハマスを追放しなければ我々が行う」と反発しました。
これまでイスラエルを擁護してきたアメリカも声明に賛同していて、イスラエルに対する不満が鮮明になった形です。