11日、東京都心を中心に記録的大雨となり各地で道路の冠水や浸水被害が相次ぎ、羽田空港では欠航や遅れなどの影響が出ています。
11日、東京の一部地域などで1時間に100mmを超える猛烈な雨が降りました。
12日も朝から羽田空港を発着する便に欠航が相次いでいます。
日本航空と全日空あわせて153便が欠航し、約3万人に影響がでているということです。
利用客は「(搭乗手続きの列に)2時間ぐらい並んでますけど全然動かない。困ってます」「(待つのは)3時間ちょっと。初めてのことなので来てみてびっくりです」などと話しました。
日本航空と全日空によると、13日以降で臨時便の運行は現在予定されていないということです。
また12日午後1時前、羽田空港ではA滑走路の南側で路面がはがれているのが見つかりました。
この影響でA滑走路が一時閉鎖されましたが、約1時間後に補修作業が完了し閉鎖は解除されたということです。
国交省は11日の雷雨と関連がある可能性もあるとみて調べています。
11日の記録的な大雨で、東京都内では、道路の冠水など大雨に関する通報がおよそ250件入っていたことが分かりました。
警視庁によりますと11日午後2時から12日朝にかけて大雨に関する通報がおよそ250件確認されていて、このうち道路の冠水がおよそ100件、自宅などの浸水がおよそ60件だったということです。
一方、浸水の被害を受けた目黒区の理容室では一夜明けても営業ができず、従業員が片付けに追われていました。
「ヘアサロントップ」従業員:
急に水がズバーッと入ってきて高さ的にはここくらいまで48cmくらい。ソファは完全につかっちゃって浮いていました。とりあえず明日は営業したいです。