市議会が解散されたことに伴い、伊東市の田久保眞紀 市長は9月11日、一般会計の補正予算2億1500万円を専決処分しました。この中には市議会議員選挙に要する経費も含まれています。
伊東市では9月10日、自身の学歴詐称問題に端を発して市議会から不信任の議決を受けた田久保眞紀 市長が議会を解散しました。
こうした中、田久保市長は9月11日、一般会計で2億1500万円の補正予算を専決処分しました。
今回の補正予算には台風15号に伴う土砂や倒木の撤去費用3500万円が含まれているほか、10月19日に行われる市議選の費用も計上されています。
市によると、市議選の費用は人件費1347万9000円を含め、6300万円を見込んでいます。
2023年の市議選の際は30人が立候補し、要した費用は約4500万円でした。
なお、伊東市は歳入の不足分は財政調整基金から1億9000万円を繰り入れる方針です。