10日午前、大分県大分市の住宅で落雷が原因とみられる火事が起きました。
住宅の一部が焼けたものの、けが人はいないということです。
◆TOS渡辺一平記者
「火事があった住宅です。近くに住む人によりますと、体を震わすような激しい雷の音が聞こえ、その後、住宅の3階部分から煙が出始めたということです」
火事があったのは大分市荏隈の住宅です。
消防によりますと、10日午前9時半ごろ、近所の人から「落雷で家から煙が上がっている」と119番通報がありました。火はおよそ50分後に消し止められましたが、住宅の一部が燃えました。
出火当時、家には住人2人のうちの1人がいましたが、逃げ出して無事で、けが人はいないということです。
気象台によりますと、大気の状態が非常に不安定になっているため、10日も県内全域に雷注意報を出しているということです。
11日の夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風が発生する恐れがあり、注意が必要です。