新型コロナの大分県内の感染者数は依然、注意報レベルを上回っています。

2学期が始まったことなどでさらに感染が広がる恐れがあり、注意が必要です。

県によりますと、9月7日までの1週間に報告された新型コロナの感染者数は1医療機関あたり13.88人でした。


10週連続で前の週よりも増加し、依然として注意報レベルの10人を上回っています。

保健所別で見ると、南部が最も多く16人、次いで豊肥が15.60人などとなっています。

夏から続く流行。今後についても学校で2学期がスタートしたことや厳しい暑さによる「夏バテ」で、さらに感染が拡大する恐れがあるということです。

◆県健康政策・感染症対策課医師・池辺淑子課長
「学校が始まって、長時間教室でみんなが同じ空間で生活をするようになってくるとそこで(ウイルスが)持ち込まれ、流行は続く。この時期、みなさんすごく疲れている。いわゆる夏バテ、体力が落ちている人も多い」

残暑も続く中、県はエアコンを使う際は換気を心掛けてほしいと呼び掛けています。

テレビ大分
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