2025年5月、岡山・玉野市の常山城跡で供養塔など44基が足で蹴るなどして倒される事件が発生。警察は17歳の高校生と22歳の男を逮捕した。男は少年たちを「やれやれ!いけいけー!」などとあおっていたとみられている。

礼拝所不敬の疑い

岡山・玉野市で目撃されたのは、思わず目を疑う罰当たりな犯行だ。

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2025年5月、常山城跡の供養塔などが倒されているのが見つかった事件。

警察は8日、17歳の高校生と会社員の尾崎永遠容疑者(22)を逮捕した。

警察によると、2人は別の高校1年の少年とともに、供養塔や石仏44基を足で蹴るなどして倒した、礼拝所不敬の疑いが持たれている。

尾崎容疑者は「やれやれ!いけいけー!」などと少年たちをあおっていたか
尾崎容疑者は「やれやれ!いけいけー!」などと少年たちをあおっていたか

犯行の際、尾崎容疑者は「やれやれ!いけいけー!」などと、少年たちをあおっていたとみられている。

少年たちが蹴り倒したとみられる供養塔は、今から約90年前に地元の観光協会によって建てられたもの。

逮捕を受け、常山観光協会の大野彰一会長は「まずは安心した。遺構には昔から色々な思いが込められていることをよく考え、学んでほしい」とコメントしている。
(「イット!」9月9日放送より)

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