大分市の職員が、酒気帯び運転で信号に接触したにもかかわらず、警察に通報しなかったとして10日付で、停職5か月の懲戒処分を受けました。

停職5か月の懲戒処分を受けたのは大分市の道路建設課に勤務する50代の男性職員です。

市によりますと、男性職員は2025年7月、市内の飲食店で飲酒後、自家用車を運転して帰宅途中に交差点で信号に接触しました。

男性職員は、信号に目立った損傷はないと判断し、警察に通報せず帰宅しましたが、直後に、自宅を訪ねてきた警察から事情聴取を受けました。

捜査の結果、物損事故としては立件されませんでしたが、男性職員は酒気帯び運転で、9月2日、2年間の運転免許取り消し処分を受けています。

市の聞き取りに、男性職員は「考えが甘かったと反省している」などと話していて、10日付で、依願退職しました。

市は「再発防止の徹底に努める」としています。

テレビ大分
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