トラブルに巻き込まれない4つのコツ

こうしたトラブルに巻き込まれないためには、どうすればいいのか。なかさとさんは、前提として「関係の捉え方」が重要だと語る。

「ママ友は友達ではありません。“子供を通じて知り合った、同じ立場の女性”という認識を持つことが大切になります。学生時代の友達などと混同した感覚で接すると、距離感が分からなくなってトラブルになりがちです」

適度な距離感を保ちつつ、丁寧な態度で接することを心がける。その上で、うわさ好きなママ友には次の4つを意識したいという。

・自分や子供のプライベート事情(生い立ち、進学先など)は話さない
・ネガティブな話題は避ける(自分のネガティブは話さない、他人のネガティブは聞き流す)
・また聞きの話(○○さんから聞いたなど)をされても信用しない
・他のママ友から聞いた、見たことは話さない

プライベートやネガティブなことは話題にしない(画像はイメージ)
プライベートやネガティブなことは話題にしない(画像はイメージ)

「“よそはよそ、うちはうち”という気持ちを持つこと。そして『自分の情報も他人の情報も話さない』姿勢が、自らを守る盾になるのです」

「依存してくる」ママ友の心理は?程よい距離感を保つ“接し方のコツ”はこちらの記事へ

自分を守る「は・ひ・ふ・へ・ほ」

しかし、うわさ好きなママ友から一方的に話を聞かされる場面はあるはず。そんな時の対処法として、なかさとさんが提案するのが「は・ひ・ふ・へ・ほ」で返すことだ。

【返し方の例】
は:はー、なるほどね
ひ:ひえー
ふ:ふーん
へ:へー、そうなんだ
(ほ:ほー)

会話は相づちを打つくらいでいい(画像はイメージ)
会話は相づちを打つくらいでいい(画像はイメージ)

「会話は相づちを打つだけにとどめ、話を広げないでください。相手が得意げに話していると、気分を害さないか心配になるかもしれませんが、うわさ話に同調してはいけません。トラブルに巻き込まれるかどうかの分かれ道です」