東北大病院近くの住宅街にカモシカ出没

8月24日、仙台市青葉区木町で、国の特別天然記念物・ニホンカモシカが街中をさまよう姿が目撃された。
視聴者がFNNビデオポストに投稿した映像には、東北大学病院近くの道路で、迷い込んだとみられるカモシカがゆっくりと歩く様子が映っている。
撮影者の女性は驚きを隠せない。
「えっ、ちょっと、えっ…危ないよ…」
このあたりに15年以上住んでいるという女性は、
「最初は大型犬が迷子になったのかと思ったが、よく見たらカモシカでびっくりした」と話している。

50メートル先でも…「何なの、怖い!」

さらに同じ日のほぼ同時刻、現場からおよそ50メートル離れた場所でも別の視聴者が撮影していた。
「え、怖い怖い怖い怖い、え、何なの何なの」
撮影者は「バスを待っていたら突然現れて、ただただ驚いた」と振り返る。
現場周辺は住宅や小学校、商業施設が立ち並ぶエリアで東北大学病院からも近く、人通りが多い場所。

仙台市「静かに見守って」

仙台市によると、ニホンカモシカは人に危害を加えることはほとんどないという。
「帰巣本能があるため、山への道が分かれば自分で帰ります。見かけたときは静かに見守ってください」(仙台市)

仙台放送
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