来月本格化するコシヒカリの刈り取りを前に、富山県やJAの職員が田んぼを見回り、生育状況を確認しました。
今年は高温が続いているため、刈り取りの時期が早まりそうです。
25日は、県やJAなのはなの職員が富山市の水橋地区の田んぼを訪れ、穂の様子を確かめたあと、収穫の目安を示す看板を設置しました。
「JAなのはな」によりますと、高温が続いている今年のコシヒカリの刈り取りは、例年より早い9月7日頃と見込んでいましたが、25日の見回りでさらに早まりそうだということです。
*富山農林振興センター農業普及課 向野尚幸班長
「例年に比べると、これまでずっと高温で推移してきたので、(成熟が)早まっています。この後も暑いという予報になっているので、そういった中での刈り取りになるので、胴割米の発生が一番気になる。早めに刈り取りを始めてもらいたいと思う」
コシヒカリは高温に弱く胴割米が発生しやすいことから、今年は収穫時期の見極めが
一層重要となっています。