週明け11日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落した。
12日に発表される消費者物価指数がアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)による追加利下げを決める材料となるか見極めるため、積極的な買い注文を手控える動きが広がった。
また、アメリカと中国がお互いに課す追加関税の停止期限が12日に迫る中、トランプ大統領は一時停止措置を90日延期する大統領令に署名したと報じられた。
ただ、市場の不安は払拭されず、報道後に主要株価指数は下落した。
結局、ダウ平均は前週末比200ドル52セント安の4万3975ドル09セントで取引を終えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は4営業日ぶりに反落し、64.62ポイント安の2万1385.40だった。