週明け11日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落した。

12日に発表される消費者物価指数がアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)による追加利下げを決める材料となるか見極めるため、積極的な買い注文を手控える動きが広がった。

また、アメリカと中国がお互いに課す追加関税の停止期限が12日に迫る中、トランプ大統領は一時停止措置を90日延期する大統領令に署名したと報じられた。

ただ、市場の不安は払拭されず、報道後に主要株価指数は下落した。

結局、ダウ平均は前週末比200ドル52セント安の4万3975ドル09セントで取引を終えた。

ハイテク株主体のナスダック総合指数は4営業日ぶりに反落し、64.62ポイント安の2万1385.40だった。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

国際取材部
国際取材部



世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。