8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比206ドル97セント高の4万4175ドル61セントで取引を終えた。
アメリカのトランプ大統領は7日、連邦準備制度理事会(FRB)のクグラー理事の後任に大統領経済諮問委員会(CEA)のミラン委員長を暫定的に指名する人事を発表した。
FRBが9月の利下げ実施に一段と傾くとの見方から、ハイテクなど幅広い銘柄に買いが優勢となった。個別銘柄では、アップルが4.2%高で終え相場をけん引した。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は3日続伸し、207.32ポイント高の2万1450.02と終値の最高値を連日で更新した。