アメリカのトランプ大統領は7日空席となっていたFRB=連邦準備制度理事会の理事に経済諮問委員会のスティーブン・ミラン委員長を充てる人事を発表しました
FRBの理事の指名を受けたのは大統領に経済政策を助言する経済諮問委員会のスティーブン・ミラン委員長で、第1次トランプ政権では財務省の経済政策顧問を務めていました。
アメリカメディアはミラン氏について、トランプ氏の減税と関税政策を強く支持し、トランプ氏と対立するパウエル議長と真逆のスタンスを取っていると紹介していて、理事に就任すれば、利下げに賛成するのは「ほぼ間違いない」と伝えています。
ミラン氏は今後、連邦議会上院での承認などを経て理事に就任する予定で任期は来年1月末までとなっています。