7日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、朝方に発表されたアメリカの雇用関連指標が振るわず、景気の先行きに対する懸念から売り注文が優勢となり反落し、前日比224ドル48セント安の4万3968ドル64セントで取引を終えた。
アメリカの労働省が7日発表した新規の失業保険申請は、8月2日までの1週間で前週比7千件増の22万6千件と、市場予想の22万1千件を上回った。
労働市場の悪化懸念は相場の重荷となった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、73・28ポイント高の2万1242・70と、終値としての最高値を更新した。