トランプ大統領は、IT大手のアップルがアメリカ国内の生産体制の拡大に向けて1000億ドルを追加投資すると発表しました。
トランプ大統領は6日、アップルがアメリカ国内でのデータセンターの建設や半導体の生産体制の拡大のため、1000億ドル、日本円で約14兆7500億円を追加投資すると発表しました。
アップルは2025年2月にも、国内で生成AI(人工知能)向けサーバーの製造などを行うため、今後4年間で5000億ドル以上を投資すると発表していて、投資額はあわせて6000億ドル規模になる見通しです。
トランプ大統領は、「これはアップルがアメリカ、そして世界中で行った中で最大の投資だ」と述べました。
トランプ大統領はこれまでに、iPhoneの生産を国内に移転しない場合、25%の関税を課すと警告していて、アップルは国内での生産拡大を表明し、高い関税を回避する狙いがあるとみられます。