日本維新の会の前原誠司共同代表の後任を決める選挙に、藤田文武前幹事長が立候補する意向を固めた。関係者が8月5日、FNNの取材に対し、明らかにした。
維新は参院選で目標を超える7議席を獲得したが、比例票は前回2022年の参院選からほぼ半減の約437万票にとどまり、執行部の責任を問う声が出ていた。
前原氏は、党の会合で引責辞任することを正式に表明し、「人心を一新して、もう一度挙党態勢を作ることが大事だという思いに至った」と説明した。
前原氏のほか、岩谷良平幹事長、漆間譲司国会対策委員長、阿部司総務会長も辞任する。
維新は共同代表となる国会議員団代表を決める選挙を8月8日に実施する予定。