百日ぜきの新規感染者数が6週ぶりに減少しましたが、依然高い水準で推移しています。
「百日ぜき」はせきが長引くのが特徴で、子どもを中心に感染し乳児がかかった場合は重症化して死亡するおそれもあります。
国立健康危機管理研究機構(JIHS)によりますと、先月27日までの1週間で報告された全国の感染者数は3399人で前の週より509人減り、6週ぶりに減少しました。
しかし、依然高い水準で推移していて、今年に入ってからこれまでの累計感染者数は5万6000人を超え、これまでで最も多かった2019年の1万6845人を大きく上回っています。
厚生労働省はワクチン接種やマスクの着用を呼びかけています。