ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア軍による首都キーウへの大規模攻撃で、子ども5人を含む31人が死亡したと発表しました。
ゼレンスキー大統領は1日、7月30日から31日にかけておこなわれた首都キーウへの攻撃について、現場での救助活動が終了したと明らかにしました。
そして子ども5人を含む31人が死亡、159人が負傷したことを確認したと発表しました。
キーウ市のクリチコ市長は一晩の攻撃で犠牲になった子どもの数は侵攻開始以来最も多かったとしています。
ゼレンスキー大統領は自身のSNSで「ロシアは7月だけで5000発以上の誘導爆弾と3800機以上のドローン、約260発のミサイルをウクライナに対して使用した」と明かし、「ロシアが制裁の効果を否定しても実際には機能している」として欧米各国にさらなる制裁の強化を求めました。