◆ロサンゼルス・ドジャース5-4シカゴ・ホワイトソックス 2日(日本時間3日午前11時10分試合開始、ドジャースタジアム)
メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは2日(日本時間3日)、ホームでホワイトソックスと対戦し、大谷翔平選手(30)は1番DHで先発出場した。
大谷は前日のホワイトソックス戦で4回に今季30号ホームランをマークした。30号到達は5年連続。オールスター前の30号到達は自身3度目となり、これはマーク・マグワイア、ケン・グリフィー・ジュニア、アーロン・ジャッジに次ぐ史上4人目の記録。
ドジャースの先発は今季4勝0敗・防御率3.03、史上20人目の通算3000奪三振にあと「3」と迫っているクレイトン・カーショー投手。一方のホワイトソックスは今季2勝1敗・防御率4.33のアイサ-ト投手が先発した。
1回表、2死3塁で4番ベニンテンディにタイムリーヒットが出てホワイトソックスが1点先制。
1回裏、大谷の第1打席、カウント2-1で4球目スライダーを引っかけてファーストゴロでアウト。2死走者なしとなって3番ウィル・スミスが左中間スタンドにソロホームランを放ってドジャースが1-1の同点に追いつく。
2回裏、先頭の5番パヘスが代わった2番手投手バークからセンターへソロホームラン。ドジャースが2-1と勝ち越す。
3回表無死1塁で2番スレーターにツーランホームランが出て、ホワイトソックスが3-2と逆転。カーショーは続く3番バルガスからこの日初の三振を奪ったが、1死2塁となって5番クエロにタイムリーが出て1点を追加し、ホワイトソックスが4-2とした。
3回裏の先頭で大谷の第2打席、カウント1-0で2球目の直球を高々と打ち上げてサードフライ。
5回表2死1塁でカーショーが6番ソーサから2個目の三振を奪い、通算3000奪三振にリーチ。
5回裏1死1塁で大谷の第3打席。1塁走者キム・ヘソンが盗塁に成功し1死2塁となり、3-2フルカウントで6球目の内角直球を打ったが、差し込まれてショートフライに倒れた。
球数90球を超えながら、6回表もカーショーが続投。2死走者なしで9番キャプラからこの日3つ目の三振を奪い、史上20人目の通算3000奪三振を達成した。
この回、ドジャース三塁手マンシーがホワイトソックス・テーラーの三盗を阻止した際に激しく交錯。足を引きずりながらベンチに下がり、キケ・ヘルナンデスと交代した。
7回表からドジャースは2番手でトリビノが登板。カーショーは6回100球を投げ被安打9、被本塁打1、奪三振3、与四球1、失点4の成績でマウンドを降りた。
7回裏1死1塁で大谷の第4打席。カウント2-1の4球目、内角高めの直球を打ち上げ、詰まらされながらもライト前に落ちるヒットで出塁したが、得点には至らなかった。
9回裏無死満塁で大谷の第5打席に回り、カウント1-1で3球目の真ん中寄りの直球を打ってセカンドゴロ。併殺崩れの間に走者1人が還り3-4。1死1、3塁となり、2番ムーキー・ベッツの犠牲フライで4-4と土壇場で同点に。2死1塁となり3番スミスの打席で大谷が2塁盗塁に成功し、今季12個目の盗塁をマークした。2死1、2塁となって4番フリーマンがホワイトソックス4番手ウィルソンからライトへタイムリーヒット。2塁から大谷がサヨナラのホームを踏んで、ドジャースが5-4と大逆転勝利を収めた。
大谷は5打数1安打、打点1、得点1、盗塁1の成績だった。