6月1日(日)に、競馬の祭典・日本ダービー・GⅠが行われる。「すべてのホースマンの夢」とも言われる日本ダービーは、競馬に関わる者であれば、誰しもが憧れ、勝ちたいレースである。
プライムオンラインでは、レース当日まで6回にわたって、そんな日本ダービーに挑むジョッキーを紹介していく。第5回は、甘いマスクでファンを魅了する“若手のホープ”坂井瑠星騎手。

若手のホープがダービージョッキーへ!

大井競馬場の元騎手で現在調教師の父を持つ坂井瑠星騎手(28)は、子供の頃から騎手を志し、2016年にJRAでデビュー。翌2017年にはオーストラリアに武者修行へ。
それから着実に勝利数を増やし、2022年10月秋華賞でGⅠ初制覇。そして、去年はキャリア最多の115勝を挙げ、全国リーディングでは4位につけた。

坂井瑠星騎手
坂井瑠星騎手
この記事の画像(6枚)

5月25日終了時点で、JRA通算563勝、JRA・GⅠ6勝。今年は47勝を挙げ、全国リーディング3位につけている。

活躍の舞台は国内にとどまらず、海外での騎乗も多い。去年は世界最高峰のレースとして知られる凱旋門賞・G1にも挑戦。

フォーエバーヤングで海外G1初制覇
フォーエバーヤングで海外G1初制覇

そして、デビューから10年の節目を迎えた今年2月、サウジカップでフォーエバーヤングと共に海外G1初制覇を果たした。

2020年 サトノインプレッサと挑んだ初めての日本ダービー
2020年 サトノインプレッサと挑んだ初めての日本ダービー

坂井騎手が、夢舞台である日本ダービーに初めて挑戦したのは2020年。9番人気サトノインプレッサを4着へと導いた。

2024年 シンエンペラーと挑んだ日本ダービー
2024年 シンエンペラーと挑んだ日本ダービー

2度目の挑戦となった2023年は、スタート直後に落馬してしまったが、7番人気のシンエンペラーで挑んだ去年は、馬場の外を力強く伸び、低評価を覆す3着に。

マスカレードボールで挑む日本ダービー

人気薄にもかかわらず、大舞台でインパクトを残している坂井騎手。

共同通信杯を共に制したマスカレードボール
共同通信杯を共に制したマスカレードボール

今年は、共同通信杯で重賞初制覇に導いたマスカレードボールとのコンビ復活で4度目の挑戦となる。

5月31日に28歳の誕生日を迎えた坂井騎手。
これからの競馬界を担う若手のホープが、“ダービージョッキー”の称号を手にするのは今年かもしれない。

日本ダービーは、6月1日(日)午後3時40分に発走する。 

みんなのKEIBA 日本ダービー・GⅠ
6月1日(日)午後2時40分から拡大放送
https://www.fujitv.co.jp/sports/keiba/derby/

みんなのKEIBA
みんなのKEIBA

フジテレビスポーツ局が制作する競馬情報番組。毎週・日曜日午後3時より放送中。番組MC:DAIGO/佐野瑞樹/竹俣紅 解説者:井崎脩五郎/細江純子 ※放送時間は変更される場合があります