6月1日(日)に、競馬の祭典・日本ダービー・GⅠが行われる。「すべてのホースマンの夢」とも言われる日本ダービーは、競馬に関わる者であれば、誰しもが憧れ、勝ちたいレースである。
プライムオンラインでは、レース当日まで6回にわたって、そんな日本ダービーに挑むジョッキーを紹介していく。第1回は、日本ダービーに強い思いを持ち、エムズとの初コンビで挑む戸崎圭太騎手。
3度の2着を糧に悲願へ!
戸崎圭太騎手は、1998年に大井競馬場で騎手としてデビューし、2013年にJRAへ移籍。
5月25日終了時点で、JRA通算1625勝、JRA・GⅠ13勝。2025年は55勝を挙げ、全国リーディングでトップに立っている。
4月にはダノンデサイルでドバイシーマクラシックを制し、自身初となる海外G1制覇も果たした。勝利後のインタビューで口にした「ベリーベリーホース!ベリーベリーハッピー!」は、一時トレンド入りするほど話題に。誰からも愛される彼の人柄を表すような笑顔が印象的だった。

数々のタイトルを獲得してきた戸崎騎手だが、未だ手にしていないタイトルがある。それが、日本ダービーだ。
過去10回挑むも、最高着順は2018年エポカドーロ、2019年ダノンキングリー、そして2024年ジャスティンミラノの2着。

これまでで最も栄冠に近づいたのが、ダノンキングリーと挑んだ2019年。残り400mで先頭に立った12番人気ロジャーバローズを捉えにかかるもクビ差及ばず。あと一歩でダービージョッキーの称号を逃した。

そして、2024年は、堂々の1番人気となった皐月賞馬ジャスティンミラノに騎乗。無敗での2冠制覇に挑むも、9番人気の伏兵ダノンデサイルに屈した。
3度の2着。この悔しさを糧に、戸崎騎手は今度こそ悲願達成となるか。
また、地方出身ジョッキーのダービー勝利となれば、安藤勝己元騎手(笠松→JRA)、内田博幸騎手(大井→JRA)、岩田康誠騎手(園田→JRA)に続いて4人目の快挙となる。
エムズで挑む日本ダービー

戸崎騎手は、京都新聞杯・GⅡで2着となり、最後の最後で切符を手にしたエムズとの初コンビで挑む。
日本ダービーは、6月1日(日)午後3時40分に発走する。
みんなのKEIBA 日本ダービー・GⅠ
6月1日(日)午後2時40分から拡大放送
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