6月1日(日)に行われる競馬の祭典・日本ダービー・GⅠに先駆け、5月26日(月)に「第92回 日本ダービーPR発表会」が都内で開催された。
多くのファンが詰めかけた発表会には、JRA年間プロモーションキャラクターを務める見上愛さんと竹内涼真さん、レジェンド武豊騎手(56)が登場。
日本ダービーにまつわるクイズコーナーや「馬ロボ」への騎乗体験、サラブレッドのスピードを体感するため、竹内さんがランニングマシーンで時速を計測するなど、競馬と日本ダービーの魅力を発信した。

レジェンド武豊騎手、ダービー7勝目へ
今年でデビュー39年目を迎えた武豊騎手。
去年、前人未踏のJRA通算4500勝を達成し、JRA・GⅠは通算83勝。
日本ダービーでは歴代最多の6勝を挙げている。さらに、今年はダービー史上最年長勝利記録の更新にも期待がかかる。

誰もが知るレジェンドは、新コンビとなるサトノシャイニングに騎乗予定。
現在の心境を、我々の独占取材で明かしてくれた。
――今の心境は
わくわくしている。
――何度経験しても変わらないか
30回以上出ているんですけど、何回乗っても何回勝っても、特別なレースですね。
――ダービーの魅力は
我々競馬関係者はダービーが目標、軸としてある。明確な目標というところに向かってやっている。そこに出るのも大変ですし、今年出られるので良かったというのもある。そうなると、やはり勝ちたい。
――ダービー7勝目に向けて
もちろんチャンスのある馬(サトノシャイニング)だと思っているし、もちろん自分自身に期待している。
――初タッグのサトノシャイニングに関して
素質のある馬だと感じていた。父がキズナという馬で、そのキズナで(2013年の)ダービーを勝っていて、そのお父さんがディープインパクトで、(2005年に)勝たせてもらっている。3世代連続(※注)でダービー勝てれば嬉しいですよね。世界的にも(達成が)ないことだと聞いておりますので
(※注)3世代での勝利はダービー史上初
――騎乗して感じる共通点はあるのか
やはり良い走りをする。ディープインパクトが持っている独特の走りが、キズナを通してサトノシャイニングにも伝わっているのかなと思いました。
――日本ダービーとは
僕にとっては「毎日の励み」です。やはりダービーに勝ちたいというのがあるので、普段から頑張れる。
――去年は「憧れ」とおっしゃっていた
それは変わらないです。「騎手になりたい」=「ダービージョッキーになりたい」というのがある。今まで6回勝たせてもらったんですけど、同じ感覚で今年も挑める。

――一番印象深いダービーでの光景は
勝ってスタンドに向かって返ってくる時に、大勢のファンに拍手で迎えてもらうウイニングラン。それが最高ですね。ダービーのウイニングランが何よりです。
――ダービーの楽しみ方は
競馬は、色々な見方や楽しみ方があると思う。もちろん初めて見る方もいると思うし長年見ている方もいると思うんですけど、色んな人が楽しめるのが競馬だと思うし、今年は私の7勝目に期待してもらえればと思います(笑)。
日本ダービーは、6月1日(日)午後3時40分に発走する。
みんなのKEIBA 日本ダービー・GⅠ
6月1日(日)午後2時40分から拡大放送
https://www.fujitv.co.jp/sports/keiba/derby/