食材の値上がり止まらない中、食費の節約はどの家庭でも課題。

そんな中、食費を最大10万円台から4万円台まで削減することに成功した主婦インフルエンサーで、料理研究家のうさまるさんに注目が集まっている。

前後編とレシピ編に分けて、その節約&家計管理術を教えてもらった。前編では買い物と料理の秘密について聞く。

節約しても質素ではない食卓

福岡県在住のうさまるさん(山口あんな・40歳)は、10歳の長男、8歳の長女、6歳の次男、4歳の末娘の4児の母で専業主婦。出産前は公認会計士として活躍していた。

2021年10月からインスタグラムに節約レシピを投稿しはじめ、現在は約20万人のフォロワーがいる。

そして今年1月、節約レシピと家計管理術をまとめた『元公認会計士が月7万円貯めた かさましフライパンレシピ』(主婦の友社)を出版。

「食費は、次男が生まれる前後は最大で10万円以上かかった月もありますが、買い物の仕方や料理をイチから見直した現在は4万円台をキープしています」と、うさまるさん。

ただし、節約しているからといって質素ではない。山口家の食卓はいつも豪華で華やか。例えばある日の夕飯の献立はこんな感じだ。

右上から時計回りに、豆腐ジャージャー麵の肉みそ、野菜のかんたん酢漬け、のりっこ凍りえのきチキン、長いものもちもち焼き、小松菜のおひたし、豆腐ジャージャー麵、豚こまとなすの中華風卵炒め
右上から時計回りに、豆腐ジャージャー麵の肉みそ、野菜のかんたん酢漬け、のりっこ凍りえのきチキン、長いものもちもち焼き、小松菜のおひたし、豆腐ジャージャー麵、豚こまとなすの中華風卵炒め
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・豆腐ジャージャー麺の肉みそ
・ 豚こまとなすの中華風卵炒め
・のりっこ凍りえのきチキン
・野菜のかんたん酢漬け
・長いものもちもち焼き
・小松菜のおひたし

夕食では主食プラスメインのおかずと副菜で、だいたい5〜6品出しているという。