「といっても、毎回ゼロから作っているわけではなく、半分は余りものですよ」と話す。

1回の食事の支度で作る品数は3品くらいで、夕食に作ったおかずを朝食やお弁当にも活用しているとか。それにしても、育ち盛りの子供が4人いて、どうやって食費を抑えているのかが気になるところだ。

買い物は週1、予算は1万円

まずうさまるさんは、「買い物の頻度を減らしたことが大きい」と分析する。

今、買い物は週に1回。幼稚園の帰り道にある大きなディスカウントスーパーに朝9時頃に行く。

早朝に行く理由は、「人混みが苦手なのと、品揃えが多すぎると目移りして迷ってしまうため、人がいない時にゆっくり選びたい」から。野菜は青果店で、時々、業務用食材を扱うスーパーも利用する。

予算は週に1万円。

予算を守ることより買いすぎた理由を分析するのがコツ(画像:イメージ)
予算を守ることより買いすぎた理由を分析するのがコツ(画像:イメージ)

「予算は死守しなければならないものとは思っていません。もし超えた場合は“どうしてそうなったのか”という理由を分析します。そして例えばお肉を買いすぎていたら翌週は控えるといったように、次回以降に生かしています」

節約を始める前は、毎朝の公園帰りに長男と長女と買い物するという生活をしており、無駄な出費が多かったと振り返る。

「長男も長女も偏食なので、“とにかく食べてくれれば…”という思いで、食べたがるものを何でも買っていました。本当に必要がなくてもセール品を見たらつい買っていたり。土日も疲れてしまい、出来合いのものや外食も多かった。贅沢をしていたわけではないのに、そういった出費が積もっていきました」