天皇皇后両陛下が、来日中のケニアの大統領夫妻を皇居に招いて催された昼食会。
長女の愛子さまが、初めて国際親善の食事会に出席された。

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昼食会に先立ち、両陛下は大統領夫妻と約20分間面会。一部通訳を交え、殆ど英語で直接会話を交わされていた。

昼食会には、胃腸の不調で出席を控えられた秋篠宮妃紀子さまに代わり、3月に大学卒業予定の愛子さまが出席された。
オフホワイトの装いに、帽子姿の愛子さま。宮中での食事会に出席されるのは、これが初めてだ。

通訳交えず英語で直接会話…スワヒリ語を話される場面も

昼食会は、9日午後0時半頃から宮殿で行われ、陛下と若草色の和服姿の皇后さまは、ケニアのルト大統領夫妻をテーブルへと案内された。

外国要人を招いた国際親善の昼食会に初めて出席した愛子さまは、にこやかに大統領の隣に着席された。愛子さまは、ケニアの投資貿易産業大臣に笑顔で、スワヒリ語で「ごきげんよう」を意味する「HABARI(ハバリ)」と話しかけ、その後は通訳を交えず、英語で直接会話を交わされた。

両陛下から紹介された際には、スワヒリ語で挨拶されたという愛子さま。大統領からは、「上手ですね」とほめられ、是非ケニアに来て下さいと招待を受けたという。

テーブルには江戸切子のグラスが用意され、アルコールが飲めない大統領に配慮して、りんごジュースで乾杯が行われた。両陛下や愛子さまには、日本酒やワインが振る舞われたという。

コロナ禍で行われていなかった宮中での食事会は、感染対策のため人数を絞って、2023年の秋に再開された。胃腸の不調で出席を控えられた秋篠宮妃紀子さまに代わり、今回、学業の都合がついた愛子さまが出席されたという。
(「イット!」2月9日放送より)

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