秋篠宮家の長男・悠仁さまが、筑波大学に入学されました。
午前8時ごろ、紺色のスーツ姿の悠仁さまは、茨城県つくば市にある筑波大学のキャンパスに到着されました。
記者から「悠仁さま、ご入学おめでとうございます」と声がかかると、悠仁さまは、「ありがとうございます」と述べられ、「いよいよ入学式をお迎えになって、今の心境をお聞かせください」という問いかけに「以前から興味を持っていました、分野をはじめ、様々な学問の分野を学べることに感謝をしております。そして学業以外の活動も楽しんで行きたいと思います」と答えられました。
記者から「東京から遠く離れて暮らす日もあると思いますけれども、これから始まる新しい生活スタイルに向けてのお気持ちお聞かせください」という問いかけには「新たな生活に不安を感じることもありますが、これからの1つ1つの経験を大切にしていきたいと思っています」と語られました。
また「とても良いお天気ですが、広いキャンパスをつくば生としてこの景色をご覧になっていかがでしょうか?」という質問には「改めて見ていましても、広いキャンパスですし、そして、緑が豊かであると感じています。このキャンパスで学生生活を送れることを嬉しく思っています」と話されました。
さらに記者から「やはり広いので自転車が必需品のようなんですけれども、そちらのご準備の状況はいかがでしょうか?」という問いかけには「そうですね、やはり授業の合間とか自転車に乗って移動しようと思っています」と答えられました。
入学式に先立ち、悠仁さまは取材に応じ、新たに始まる大学生活への抱負を笑顔で述べられました。
午前8時半ごろ、入学式が行われる講堂に入場した悠仁さまは、席に着くと周囲の学生と挨拶を交わし、笑顔で談笑される様子も見られました。
入学式では学長の式辞に耳を傾けられ、午前9時半ごろに終了しました。
悠仁さまは幼い頃からトンボに関心を寄せ、昆虫や自然について広く学ぶため筑波大学の「生命環境学群」の「生物学類」に進学されました。
当面は東京のお住まいから車で通い、授業などの状況に応じてつくば市内に借りた民間の集合住宅の1人暮らし用の一室に宿泊されるということです。
悠仁さまは週明け月曜日からのオリエンテーションを経て、受講科目などを選択し、大学での学びを始められます。