トレーニング2種

【もも上げ運動】毎日、左右10回×3セット

腹部の奥にある筋肉である「腸腰筋」を活性化。椅子に座り、片方の足を曲げたまま上に持ち上げる。

左:骨盤を立てて座る 右:太ももを上げる(提供:計太さん)
左:骨盤を立てて座る 右:太ももを上げる(提供:計太さん)

・椅子に座って骨盤を立てる
・骨盤や背骨が動かないように太ももを上げる

【ドローイン】毎日10回×3セット

姿勢の悪さの原因の一つはインナーマッスルの弱さ。お腹をへこませたり膨らませたりしてインナーマッスルにアプローチ。

上:おなかが垂れている感覚を感じる 下:息を吐きながらおなかをへこませる(提供:計太さん)
上:おなかが垂れている感覚を感じる 下:息を吐きながらおなかをへこませる(提供:計太さん)

・四つんばいの姿勢で、おなかの力を一度抜いておなかが垂れる感覚を感じる
・背骨が動かないようにキープしながら息を吐き、おなかをへこませる

1カ月サボってもいい!?

ストレッチとトレーニングは、一日の中で分けて行ってもOK。例えば、デスクワークのリフレッシュ、退勤後、そして就寝前など、切りのいいタイミングを見つけてみよう。

「毎日の習慣にすれば、早い人で1カ月後には体に変化が出てくるでしょう。コツコツ継続が大切です」と計太さん。

毎日の習慣にすれば、早い人で1カ月後には体に変化が(画像はイメージ)
毎日の習慣にすれば、早い人で1カ月後には体に変化が(画像はイメージ)

しかし、わかっていても続かない人もいるだろう。そんな人に向けてこう話す。

「いったん中断してしまうと諦めてしまう人がいますが、また再開すればいいだけです。挫折は誰にでもあります。年単位の長い目で見れば、1週間や1カ月中断したとしても大したことはありません。中断してもまた再開して、ボディメイクを積み重ねて来た人が理想の体形に近づいていけるのです」

忙しくて何日かサボってしまったことがきっかけで、そのままやめてしまったという経験がある人も少なくないだろう。ついサボってしまった時は、計太さんのアドバイスを思い出し、何度でもチャレンジしてほしい。

計太
大阪教育大学スポーツ科卒、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了。専門は運動生理学。大学後はジムトレーナーとして勤務していたが、リバウンドに悩む人の多さを目の当たりにして一念発起。2018年に立ち上げたパーソナルジム「ボクノジム」は都内の4店舗、埼玉県に1店舗、奈良県1店舗に加えてオンラインジムを展開、主にダイエット指導と姿勢改善に精力的に取り組んでいる。日々情報を発信しているYouTubeチャンネルの登録者数は12万人を超えている(2025年2月現在)。

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(12枚)
プライムオンライン特集班
プライムオンライン特集班

FNNプライムオンラインのオリジナル特集班が、30~40代の仕事や子育てに忙しい女性に向け、毎月身近なテーマについて役立つ情報を取材しています。