全米野球記者協会のニューヨーク支部の主催の晩餐会で昨シーズンのナ・リーグMVPの大谷翔平選手のビデオメッセージが流され、支えてくれた人への感謝や山火事へ尽力する人への思いなど、英語でスピーチを行いました。

大谷は、ロスでの山火事に関連した個人的な理由で晩餐会を欠席。会場では約3分間のビデオメッセージを流され、VTRの形での出演となりました。

VTRで大谷選手は「ロサンゼルスの大火災の影響、その他多くの多くの理由により出席することは難しかった」とした上で「家や愛する人を失った全ての人々、火事の被害をしたすべての人々、そして居場所をなくしたり、命を落とした動物たちへ祈りを捧げます。火事はロサンゼルスの中心部を襲いました。私たちはどんな形でも出来うる支援をしようとしています」と述べました。

大谷選手にとって2024年は「本当に特別な1年」だったとし、全米野球記者協会、ドジャースのフロントスタッフ、チームメート、マネジメントに携わる人々、ファンなど自らを支えてくれた人への感謝の気持ちを表しました。

そして、メッセージの最後は妻の真美子夫人への感謝の言葉、そして、山火事を団結し乗り越えるという強い決意の言葉でした。

「美しい妻へ、いつもそばで支えてくれてありがとう。そして、家族 友人にも感謝します。
最後に、この賞を火事と闘う全ての方々、ロサンゼルスすべてにこの賞を捧げたいと思います。強くあり続け、団結しましょう。私たちなら乗り越えられます」 

報道スポーツ部
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