カナダ西部アルバータ州にある国際空港を運営する公団が、熊本空港と結ぶ路線の開設を熊本県に打診していることが分かった。熊本県は、まずはチャーター便の運航に向けた協議を進めている。
エドモントン国際空港の運営公団が打診
打診しているのは、カナダ西部アルバータ州にあるエドモントン国際空港を運営する公団。

熊本県によると、公団の幹部が2022年10月に当時の蒲島知事、2024年8月に木村知事を訪問。将来の定期便化や相互交流などに向けた連携を確認したという。

公団が熊本県に打診したのは、台湾の半導体製造大手TSMCが菊陽町に進出したことがきっかけとみられている。公団のアドバイザーが1月中にも熊本を再訪問する予定だ。
路線開設すれば熊本空港初の北米路線へ
エドモントン国際空港は年間利用者が約820万人とカナダで5番目に多く、熊本県では、「熊本が世界に向けて存在感を高めるためにしっかりと協議を進めていきたい」としている。

カナダと結ぶ航空路線が開設すれば、熊本空港で初めての北米路線となる。
(テレビ熊本)