気象庁は27日午前4時40分、日本に接近しているダブル台風の最新の進路予想などをまとめた全般気象解説情報を出した。
気象庁によると、台風7号は27日夜にかけて西日本から東日本の太平洋側に接近する見込み。また、台風8号が27日朝にかけて東日本太平洋側にかなり接近し、上陸する可能性もあるという。
関東甲信地方から近畿地方に対して、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけた。
気象概況
前線が西日本から東日本の太平洋側に停滞しており、活動が活発となっている。
台風7号は、27日3時には鹿児島県の屋久島の南南東約90キロにあって、1時間におよそ30キロの速さで東北東へ進んでいる。中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっている。
一方、台風8号は、27日3時には東京都の三宅島の南西約260キロにあって、1時間におよそ55キロの速さで北東へ進んでいる。中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっている。
台風7号は、次第に速度を上げて27日夜にかけて西日本から東日本の太平洋側に接近する見込み。
また、台風8号は、27日朝にかけて東日本太平洋側にかなり接近し、上陸する可能性もあるという。
2つの台風は、その後、日本の東で温帯低気圧に変わるとみられる。
台風7号と台風8号の周辺の暖かく湿った空気の影響や、前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、引き続き27日は前線の活動は活発で、東日本から西日本の太平洋側を中心に大気の状態が非常に不安定となる。
雨の予想
27日は、東日本太平洋側を中心に、西日本や北日本の太平洋側でも激しい雨や非常に激しい雨が降って大雨となる所がある。
27日6時から28日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 200ミリ
東海地方 250ミリ
近畿地方 150ミリ
風の予想
東日本太平洋側と西日本太平洋側では27日は、非常に強い風が吹く見通し。
27日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
関東甲信地方 25メートル(35メートル)
東海地方 25メートル(35メートル)
近畿地方 20メートル(30メートル)
四国地方 20メートル(30メートル)
波の予想
東日本太平洋側では28日にかけて、うねりを伴い大しけとなる見通し。
27日に予想される波の高さ
関東甲信地方 6メートル うねりを伴う
東海地方 6メートル うねりを伴う
近畿地方 5メートル うねりを伴う
四国地方 5メートル うねりを伴う
28日に予想される波の高さ
関東甲信地方 6メートル うねりを伴う
東海地方 5メートル うねりを伴う
防災事項
気象庁は、関東甲信地方から近畿地方では27日は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。東日本太平洋側では27日は暴風に、28日にかけてうねりを伴う高波に警戒を呼びかけた。
落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努める必要がある。
