庭やテラスで見慣れない謎の物体を発見したら、誰しも驚いてしまうものです。
福島県福島市、花見山にあるイタリアン料理店「Cortile(コルティーレ)」のテラスで、ある日「透明なゼリー状のものが無数にある」のが見つかりました。
まるでジュンサイ!?
実際にその物体を確認してみると、床に落ちているのは数センチほどの透明な塊。箸でつまみ上げてみると、ぷるぷるとした弾力があります。その様子は、まるで水生植物の「ジュンサイ」のよう。一体これは何なのでしょうか。
この謎の物体について、昆虫に詳しい福島大学の三田村敏正客員教授に話を伺いました。
三田村教授によると「ある虫の卵の可能性が高い」とのこと。さらに「近くに川はありますか?」との指摘がありました。
判明した「謎の物体」の正体
実際にお店へ確認したところ、なんと「お店の後ろには、ホタルが現れる小川が流れている」という、きれいな水辺の環境であることが分かりました。
小川の存在を受け、三田村教授が導き出した正体は……「エグリトビケラ」の卵
エグリトビケラとは、幼虫の時期は水中(水の中)で過ごし、成虫になるとガ(蛾)のような姿になる昆虫です。
なぜテラスに? 害はある?
では、なぜ水の中ではなくテラスに卵が産まれてしまったのでしょうか。
三田村教授は「水辺の草と間違えて、テラスに産んでしまったのではないか」と推測します。
気になる「害」についてですが、人間に害はない虫とのこと。ただ、このままテラスに放置しておいても、すぐ下に水辺がないため、残念ながら「幼虫になれない可能性が高い」ということです。
※本記事は、2026年6月23日に放送された福島テレビのニュース番組「テレポートプラス」内の天気コーナー「福テレ空ネット」の放送内容を基に作成しています。
(福島テレビ)

