付き合いなどでごちそうを食べる機会が増える年末。 “食っちゃ寝”になりがちなお正月。三が日も明けて体重計に乗ってみると…。
毎年そんな苦い経験をしている人は多いのではないだろうか。
AI食事管理アプリ「あすけん」を運営するaskenの取締役で管理栄養士の道江美貴子さんに、後悔する前に知っておきたい、太りにくい食べ方やオリジナル“リセットスープ”のレシピを聞いた。
生活リズムの変化も太る原因に
年末年始に太りやすくなる大きな原因は、ごちそうを食べる機会が増えることに加え、生活リズムが変わり食べ方も変化するためだと道江さんは話す。

「皆で集まって2、3時間もかけてお昼を食べ、さらに夜もしっかり食べてしまう。また、1回に食べる量は多くなくても、テレビを見ながらなど、3食の区別無しに長時間食べ続けてしまうこともあるはずです。食事の間は4~5時間は空けたほうがいいでしょう」
また、夜の時間帯に食べてしまうことも関係がある。

「朝昼よりも夜の時間帯のほうが、食べたものがエネルギーに変換されやすくなります。askenが行った調査でも、夜に炭水化物を減らしている人のほうが減量に成功しているというデータが出ています。夕食は22時までに済ませられるといいですね」