スキンシップも立派なコミュニケーションです。

ハグや握手には人間関係を親密に感じさせる効果があります。日本人はついスキンシップをおろそかにしがちですが、仲のいい夫婦ほどスキンシップを大事にしているものです。

この「KISSの法則」をできるだけ取り入れるようにしましょう。

うまくいく夫婦の「三つの上手」

ケンカが多い夫婦ほど、お互いに「自分は正しいことを言っている」と信じ込んでいたりします。

夫婦関係を維持したいなら自分が「正しいかどうか」に固執しないことが大事です。

嘘をついてまで自分を曲げることはありませんが、「言っている内容」よりも「言い方」のほうが大事だったりもするので、「伝え方」の工夫にも気をつけてください。

うまくいく夫婦には「三つの上手」がある(画像:イメージ)
うまくいく夫婦には「三つの上手」がある(画像:イメージ)

私はよく「三つの上手」とお話ししているのですが、うまくいっている夫婦ほど「聞き上手」「甘え上手」「おだて上手」であることが多いです。

「聞き上手」を意識して、相手の話を聞いてあげること。上手に甘えながら自分の意見を伝えること、相手のことをクサしたりせず持ち上げてあげること。

こういった対人関係における技術を「ソーシャルスキル」と言います。話の内容や具体的な行動よりも、こうした「ソーシャルスキル」のほうが人間関係にはよほど大事だったりします。

KYとしあわせの法則

また、「KYの法則」もあります。

「K」は「可愛く謝る」、「Y」は「ヨイショして謝る」です。

ケンカになりそうなときに、「KYの法則」が身についている人は、何かトラブルがあっても、うまく相手の怒りを収めてしまうので、ケンカになりにくいのです。

アピールが下手な人は、次の「しあわせの法則」を意識してみてください。