アメリカメジャーリーグ、ドジャースの大谷翔平選手は日本時間15日、アメリカ・ラスベガスで行われている「オールMLBアワーズショー」で、最も活躍した指名打者(DH)に贈られる「エドガー・マルティネス賞」を受賞した。史上2人目となる4年連続4度目の受賞。

左肩を手術した大谷選手は、会場での出席は見送っている。

大谷選手は「オールMLBチーム」の指名打者でファーストチームの受賞、また、リーグ最優秀打者を選ぶ「ハンク・アーロン賞」も受賞が期待される。「ハンク・アーロン賞」は受賞すれば2年連続2度目。

更には、史上2人目となる両リーグでのMVPも確実視されている。

「オールMLBチーム」は2019年に創設された表彰で、ファンと専門家の投票で、アメリカン、ナショナル両リーグの区別なく、ファースト、セカンドチームを選出するもの。

大谷選手は日本時間13日に、監督・コーチの投票でポジション別に最も活躍したバッターに贈られる「シルバースラッガー賞」の指名打者部門で2年連続3度目の受賞も果たしている。移籍したためナ・リーグでは初受賞となる。

2年連続3度目の栄冠は、イチローさんに並ぶ日本選手最多記録となった。

なお、大谷選手のチームメイト、ムーキー・ベッツ選手(ユーティリティー部門)やテオスカー・ヘルナンデス選手(外野手部門)も受賞しており、ドジャースの選手が同時に3人選出されたのは史上初で、チーム部門でもドジャースが選ばれている。

大谷選手は国内でも、プロ野球の発展に大きく貢献した野球人に贈られる「正力松太郎賞」特別賞を受賞し「うれしく思います」などとコメントした。大谷選手の「正力松太郎賞」特別賞受賞は、2年連続3度目。

今後のスケジュールとしては22日に「MVP」の発表があり、大谷が選ばれれば2年連続3度目となり、移籍して両リーグで獲得すると史上2人目、指名打者としては史上初となる。

最大の焦点は、3度目の「満票」受賞なるかだ。

2年連続の5冠が確実視されるなど、「賞レース」も受賞ラッシュが期待され、まさに“賞タイム(ショータイム)”となりそうだ。

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プライムオンライン編集部
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